2017年6月9日
【学会】日本乳腺甲状腺超音波医学会:中野先生
四国から関東までいよいよ梅雨入りしたようですね。これからしばらくは雨の日が多くなるのかもしれませんが、ひとまず今日は曇りのようです。朝、犬のお散歩をしているときはパラパラと雨が降っていましたが。
さて、本日は5月の終わりに行われた乳腺甲状腺超音波医学会での中野先生の口演のご紹介です。
学会の発表形式には2種類あるようで、ポスターを提示して日々の研究成果などを発表することを「ポスター発表」(たとえば、前回ご紹介した西川先生の発表ですね)、スライドなどを用いての発表のことを「口演」と言うようです。前回の「瀰漫」に続いて今回の「口演」も、普通に生活しているとあまり使わない言葉ですね。あ、落語をよく聞きにいく方などにはおなじみかもしれませんが、少し意味合いが違うのではないかと……
さて、中野先生のテーマは「造影超音波を併用した針生検が診断に有用であった甲状腺癌の一例」
甲状腺未分化癌、低分化癌など内部の壊死を伴う結節性病変には、超音波ガイド下での穿刺吸引細胞診、針生検で適正な検体を得ることが困難な場合もありますが、その際に超音波造影剤を使用することで穿刺部位を決定し、良好な検体を得ることができたという症例についての発表でした。
外科のFacebookに出ている写真ですが、懇親会での1枚です。
前列の左から産婦人科の市塚先生、外科の福成先生、後列は左から外科の中野先生、西川先生、坂上先生です。
本日は超音波医学会のご紹介でした。それでは、また次回〜
Posted by 医局秘書 on June 9, 2017