2017年3月24日
AOTA 2017:中野先生
2017年3月16日から19日まで、韓国は釜山で「第12回アジア・オセアニア甲状腺学会議(AOTA 2017:12th Asia and Oceania Thyroid Association (AOTA) Congress)」なるものが開催されました。北部病院の外科からは福成先生、中野先生がポスター発表にて日頃の研究成果を発表されました。今回は中野先生の発表をご紹介します。
こちらが会場入り口のようです。日本人は釜山のことを「プサン」というので英語表記もPで始まりそうに思えますが、韓国ではBで始まる「ブサン」と表記していますね。「プ」サンといっても「ブ」さんといっても、曖昧にいえばどちらでも通じます。たとえば、カトウさんのことを韓国の人はよく聞くと「ガ」トウさんと呼んでいたりしますから同じですね。強く「プ!」といっても通じないことはないのですが、韓国の人からするとそれはまた別の音のようですよ。
釜山出身の友人の話では、釜山は港町なので海鮮料理がおいしいのだとか。海沿いが再開発ラッシュでおしゃれなカフェなどもたくさんでき、大人気らしいです。そんな釜山ですが独特の訛りがあり、日本でいうところの大阪弁のような雰囲気の口調でしゃべっているそうです。面白いですね。私は一度も韓国に行ったことがないので、釜山がどんな町なのか(ソウルもですが)気になります。
さてさて、そんな話は置いておいて学会のご報告です。こちらが発表するポスターと中野先生
発表タイトルは「Asymptomatic destructive thyroiditis changes on post-operative thyroid RFA for 69 thyroid nodules」。「69の甲状腺結節症例に見る無症状の破壊性甲状腺炎による甲状腺RFA術後の変化」となるでしょうか。
RFA(ラジオ波焼灼術)は甲状腺結節に対する安全かつ有益な治療法とされていますが、治療後はホルモン値に変化が見られ、一時的にその数値は上昇する(でも、その後また元に戻る)ケースが多いという内容です。
いかがでしょうか。ご興味のある方は、こちらのポスター資料をご覧ください。
それでは、また次回までごきげんよう〜
Posted by 医局秘書 on March 24, 2017