北部よもやま話


医局秘書(たまに先生)が送る
医局つれづれよもやま話

2016年12月21日

今日は冬至です

寒い日が続いていますね。毎朝お布団から出るのが本当につらいです。年賀状も早く書かなくては、大掃除もしなくては、と「しなくては」だらけの医局秘書です。こんにちは〜

うちには犬がいるので暑くても寒くても朝早く起きてお散歩、夜は夜で犬を連れて近所をお散歩しています。夏は5時台のまだ薄暗い中、日が出て暑くなる前に歩くのですが、この時期は6時を過ぎてもまだ薄暗くて寒いですね!早くあたたかくなってほしいものですが、清少納言さんは枕草子で「冬は早朝が最高!」と言ったくらいなのでその薄暗さと寒さを楽しんだほうがよさそうです。とはいえ、やはり寒いものは寒いわけで……

さて、今日は12月21日、冬至です。みなさまご存知のこととは思いますが、北半球では「日の出から日の入りまでの時間が1年で一番短い日」。今日、北極圏では1日中ずっと太陽が出てこない極夜なのだとか。逆に南極圏では太陽が沈まない白夜になるそうですね。

だいたい毎年12月22日が冬至ですが、うるう年は1日早くなって21日になるようです。

小さいころからずっと、私は「昼間の時間が一番短いのが冬至だという割に、もう冬至のころには夕方の暗くなり出す時間が(つまり日没の時刻ですが)遅くなっている気がする」と思っていたのですが、みなさんもそう感じたことはありませんか。

このことを友だちに言っても、ほぼみんな「そんな気がするような気もするけどそんな訳がない、冬至が一番昼間の短い日なんだから」と返されてきました。でも、私は間違っていなかったことを数年前に知ったのです!(と自慢するほどではなく、実はこんなことは世間の常識なのかもしれません……)

知ったかぶりでここに書いてしまいますと、冬至は日の出の時刻が一番遅く、日の入りの時刻が最も早い日ではないのです!(あぁ「そんなの知ってるよ〜」という声が聞こえてきそうです……)

昼の時間が短く夜が長いのは冬至で、夏至はその逆ですよね。昼と夜の長さがほぼ等しいのは春分、秋分でしたね。そして、日の出/日の入りの時刻が一番遅かったり早かったりするのは冬至の前後2〜3週間、夏至の前後1週間くらいなのだそうです。

日没の時刻が1年で最も早いのは11月下旬から12月中旬にかけてで、関東では午後4時半ごろ。北海道ではもう少し早く、4時前には日が沈むそうです。一方、沖縄は5時半過ぎだそうです。こういう話を聞くと、改めて日本は縦に長いのだな〜と思いますね。

そして、日の出の時刻が1年で最も遅いのは12月下旬から1月上旬だそうで、関東では午前7時少し前、6時51分ごろ。初日の出を見るために早起きするといっても、家やご近所から見るのであればそれほど早く起きなくても大丈夫そうですね。こんなことを書いておきながら私は来年の元旦もお散歩中、気づいたら明るくなっていたということになりそうです

さて、今週末はクリスマス、そしてもう大晦日まであと10日ですね。ついこの間12月になったと思ったのですが、早いものですね。それでは、また次回をお楽しみに!

Posted by 医局秘書 on December 21, 2016