北部よもやま話


医局秘書(たまに先生)が送る
医局つれづれよもやま話

2017年8月23日

来月は防災月間

大変です、更新がまたしても滞っておりました!何やら最近こまごまとした用事が多くて……というのは言い訳です しかし横浜は最近、毎日暑いですね。7月もとっても暑かったと思いますが、その7月の終わりごろからつい先日までは雨も多く夏というより梅雨の再来という感じでした。しかし、また最近は猛暑が復活といったところでしょうか。そんな暑い8月もそろそろ終わりでいよいよ9月。とはいえ、まだ当分この暑さは続きそうです。

さて、タイトルにもあるように9月といえば防災月間ですね。私が住んでいる地域の自治会では毎年防災訓練を行っています。訓練といっても実際には家庭防災員(という横浜市消防局がいうには「横浜市民の義務」のお役目があります)が防災に関する知識を地域の人たちと共有し、地元の消防団が消火栓を使うデモンストレーションを行うイベントです。そこに去年は消防署のレスキュー隊の方たちのデモンストレーションが加わりました。倒壊した建物の下敷きになった人を助けるという想定でそれがこちらの写真です。

まず、これから何をするかの確認と役割分担、配置の指示です。

東側に人を発見したので集まり、安否の確認をしています。

私と一緒に見ていたご近所さんの感想は「もし自分が閉じ込められたとしても、レスキュー隊の人たちがずっと声をかけてくれるから安心できそう」とのことでした。私は見ている間、とにかく「下敷きになったら怖い」と思っていました。

このようなイベントが毎年行われていることを私は家庭防災員の順番が回ってくるまで知りませんでしたが、みなさんがお住まいの地域でもきっと何かしらのイベントが行われているのではないかと思います。ちなみに、この横浜市民の義務、家庭防災員は大きな災害が起きた場合に行政は市民全員の面倒を見ることができないので、お互いに助けあうための知識を得ておくための制度だそうです。そのためなのか一度なったら一生ずっと家庭防災員なのだとか。とはいえ、だいたい1年でご近所さんにバトンをパスするようです。しかし私の地域では4年、ちょっと長いですね。

家庭防災員になると消防署や横浜市民防災センターで研修を受けるのですが、防災センターはオススメです。家庭防災員にならなくても(以前なったことがある方でも最近できた施設なので)ぜひ一度行ってみてください。体験ツアーはどこぞのテーマパーク並みに面白いかもしれません(というのは大げさかも)。

外科の中野先生は日本DMATの隊員です。災害時には現場に派遣されることもあるため、定期的に研修や訓練に参加されています。また、北部病院でも9月1日の午後、職員による防災訓練が行われます。何か大きな災害が起きたときのためにも、日ごろの防災意識や訓練はとても大切ですね。

それではまた次回。もしかすると、また防災訓練のお話になるかもしれません

Posted by 医局秘書 on August 23, 2017