2016年11月25日
日本超音波医学会 関東甲信越地方会(中野先生)
昨日、横浜では雪が降りましたね。まだ11月なのにこんなに寒いなんて、今年は厳しい冬になるのでしょうか。
さてさて、今回も先日行われた学会のご紹介です。いわゆる「学会」と言われる集会、総会は全国大会のようなものかと思われますが、本日ご紹介するのは10月22日、23日に行われた日本超音波医学会の地方会、「関東甲信越地方会」で中野先生が講師を担当したものです。
中野先生が担当された講習会(甲状腺)のテーマは
「甲状腺結節に対する超音波診断ードプラ、エラストグラフィ、造影超音波の使い分けー」
です。その内容をざっと勝手に解釈してみますと……
甲状腺の分野では超音波検査はとっても有用なツールです。最近ではその画像分解能も進化し、また様々な技術革新にも著しいものがあります。しかし、スクリーニングをすべての結節性病変に対して行うことは目的や時間的制約からも難しいため、精査する結節性病変の識別が必要です。
そこで、甲状腺結節性病変の診断方法について甲状腺結節(腫瘍)超音波診断基準に沿った一般的な所見と診断のポイントを解説します。また、精査により得られる情報や診断への役割を解説し、疾患の推定や精査の種類の使い分けについて症例を提示しながら解説します。
またしても私の解釈は曖昧ですが、このような感じの視点から講演されたそうです
それでは、今回はザザッとこの辺りで。寒い日が続きそうですが、どうぞお風邪など引かぬようお気をつけください。
Posted by 医局秘書 on November 25, 2016